線状の巣を作るユスリカの幼虫「赤虫」。
赤虫とは、どこにでもたくさん飛んでいる「ユスリカ」の幼虫です。春に一番多くいますね。
「蚊」といっても人を刺すタイプではなく、幼虫もボウフラとは見た目も生態も全然違います。
ボウフラについてはこちら。
メダカ鉢に限らず、水が溜まっているバケツなどの底や壁面に、いつの間にか黒い線が出来ているのを目にされたことはないでしょうか。
あの線は、赤虫が作った巣で、1つの線に1匹ずつ、その線の太さに応じた大きさの赤虫が入っています。
⇩ 底に無数にある黒い線が赤虫の巣です。食べきれないほどいるので、ここのメダカちゃんは丸々としてますね( *´艸`)
メダカちゃんたちは、普段から自分たちで赤虫を見つけて食べていますが、底の方や隠れているところは見つけにくく、また、稚魚などは、赤虫が口に入らない大きさにまで成長してしまうと食べることができません。
大きくなった赤虫は、食べ応えもあり栄養満点でしょうし、真っ赤な色は、なんとなく楊貴妃などの色揚げにも良さそうな気がします(比較してないから効果あるかは分かりませんが)ので、見つけたら積極的に捕まえて与えていますよ。
赤虫の与え方
赤虫の巣を見つけたら、スポイトで巣ごと吸って、広口で浅い容器に入れ、まるで砂金を探すかのように揺すると、赤虫たちが巣から出てきますので、そこをピンセットで掴んで、そーっと水面に浮かせるか、待ち構えているメダカちゃんに直接食べさせます。
下に沈んでしまうとメダカちゃんは気づきにくく、赤虫も隠れてしまうので、落とさないように気をつけます。
大物の赤虫は、大人のメダカちゃんでも一口では食べきれず、半分、口からはみ出している姿は結構グロいけど、パイプをくわえているようにも見えて、とても面白いです( *´艸`)
結構地道な作業で疲れますが、楽しい時間ですよ♪
下の動画も面白いのでぜひご覧ください♪
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