ボウフラ駆除にメダカが役立ちます。
水が溜まっているところに発生する厄介者の蚊の幼虫ボウフラですが、メダカちゃんたちの大好物です。
メダカを飼育していないお宅や、お店の庭などで、ボウフラが湧いている水場を発見すると、メダカを勝手にその中に入れたくなる衝動に駆られてしまいます(^_^;)
ボウフラ対策のためにも、全ご家庭にメダカ飼育をおすすめします☆
ボウフラとメダカの針子の見分け方
ちなみに、メダカ飼育が始めての方などは、勝手に湧くボウフラと、メダカの赤ちゃんとの違いが分からないことがあるかもしれませんが、全く違います。
分かりやすいのは、泳ぎ方です。
メダカちゃんは基本的に、水平に泳ぎますが、ボウフラは垂直に泳ぎます。
(下の動画を参考にどうぞ)
針子のボウフラ対策2つ。
針子(メダカの赤ちゃん)しか入っていない水鉢だと、針子が食べれないサイズにボウフラが育ってしまうことがありますね。
①ボウフラだけ取り除いて大きなメダカに上げる。
ボウフラは、定期的に呼吸のために水面に上がってくるので、その時を見計らって、スポイトや網で掬うことが出来ます。
また、普段は底の方に沈んでいるので、底に溜まった汚れなどをスポイトで吸い取ると、ボウフラも一緒に捕れたりもしますよ。
それを集めて大きなメダカちゃんに上げたらいいです。
②針子を移してから大きなメダカを入れる。
ボウフラが多過ぎたり、確実に駆除したいという場合は、針子を一時的に別の容器に移してから、大きなメダカちゃんをしばらく入れておくと確実に食べてくれます。
ただし、針子が食べられるサイズの餌となるものまで食べ尽くされてしまいます。
ボウフラがメダカを食べるのか?
針子がボウフラに食べられてしまう動画などがありますが、あれは、針子以外に食べるものがないことや、特大のボウフラの数が多過ぎるなど、特殊な環境の中で起きることだと思います。
あらゆる生物がバランス良く保たれているビオトープでは、元気なメダカがボウフラに捕食されることは、小さな針子でさえもほとんど無いと思われます。(ヤゴも同じ)
ボウフラも、産まれた時は目に見えない程小さな身体なので、針子の良い餌になっているかもしれません。
なので、大きなボウフラがいたら、成虫になって人間が刺されないために取り除けばいいので、絶対に蚊が卵を産み付けないようにするなど神経質にならなくて大丈夫ですよ。
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