全ての生き物が全滅したメダカ鉢。
先日、ショックなことが!!
小学生くらいになった稚魚を入れていたメダカ鉢の中で、数日前にミナミヌマエビが2匹くらい死亡しているのを発見して、ちょっと気になってはいたのですが、そのままにしていたところ、翌日くらいに、元気に泳いでいた稚魚たちの姿が見えなくなってしまいました!
かろうじて一匹、もがいているチビッ子を救出できましたが、ヒメタニシもミジンコも含めて、全ての生き物が全滅してしまいました。。。( ノД`)
原因はアーモンドの樹液か?
原因を探ってみると、その鉢の隣に、家庭菜園の桃と、桃の仲間であるアーモンドの鉢植えが置いてあり、雨が降るとよく出てくるという樹液が大量に出ていたのです!
⇩ 幹から琥珀色の樹液が出ています。
画像には写っていませんが、下の方に、ゼリー状に固まった大量の樹液が溜まっていました。
樹液が出るのは、人間もケガをすると分泌物が出てくるのと同じで、樹自身が身を守るために出すものなので、抗菌成分などが含まれているようです。
また、そもそも、桃やアーモンドの種には、「アミグダリン」という成分が含まれていて、加水分解されると猛毒のシアン化水素(青酸)を発生させるとのこと!
ちょうど、梅雨時期で、雨と共に、種子や樹液がメダカ鉢に混入し、水が悪くなってしまったものと考えられます。。。
殺虫剤や農薬など、人工的な薬剤には注意していましたが、隣に置いてある樹木は盲点でした(>_<)
アーモンド、桃の他にも、梅や、アンズ、ビワも同じ仲間ということなので、もし植えてらっしゃる方はぜひ確認してみられてください。
毒と薬は紙一重。
余談ですが、桃の樹液は「桃膠(とうきょう)」といって、高級薬膳食材として販売もされていることを知りました。
美容や健康に良さそうですが、メダカちゃんたちが全滅した後に食べるのはちょっと怖いです。。。
まさに「毒と薬は紙一重」ということですね。(・・;)
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